おとのひび

音楽は、楽しいだけじゃない。

おすすめクラシック曲3選

音楽にはいろいろなジャンルがありますよね。
ロックやポップス、レゲエ、R&Bなどなど、挙げればキリがありません。

私が好きなのは、断然クラシック音楽です。
なぜか?と聞かれたら、それこそキリがないほど好きな理由があります。

ただ、中々クラシック音楽の良さを伝えるのが難しくて、良さを共感してもらえる人はほんの一握りです。

そこで、今回は少しでも多くの人にクラシックの良さを分かって頂けるよう、私がよく聴いている、オススメのクラシックの曲を3曲ご紹介します!

ラ・カンパネラ/リスト


https://youtu.be/0FbQZCsYXVg

一曲目は言わずと知れた名曲、「ラ・カンパネラ」です。

ハンガリーの作曲家、フランツ・リスト作曲の、少し悲しげで、切なくなるような曲です。

この曲のおすすめポイントは、「ピアニストによって表現の仕方がかなり異なる」ことです。

参考用にリンクを張り付けた動画の演奏では、テンポのゆるぎなくどんどん音楽が前に進んでいくような演奏がされています。

中盤以降は激情ともいえる表情が表れている、見事な演奏です。

しかし、関連動画から別の演奏を聴くと分かるのですが、ピアニストによってはとても甘く、涙が出るほど切ない心を表現している人もいるのです。

フジ子・ヘミング」というピアニストの演奏はまさに心が表れていて、経験を重ねた人間の演奏!と感じられる音楽です。

このように、弾く人によって表情の違う演奏を聴き比べるのにはもってこいのクラシック音楽です。
聴き比べはクラシックの醍醐味でもありますので、ぜひ聴いてみてくださいね!


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きらきら星変奏曲/モーツァルト

きーらーきーらーひーかーる、おーそーらーのーほーしーよ」でお馴染み、きらきら星をモチーフにした、モーツァルト作曲の変奏曲です。

最初から最後まで、きらきら星のテーマが色々なテンポ、リズムに変わる様子が聴いていて楽しいポイントです。
全部で12曲の変奏が組み合わさって、一曲の変奏曲になっています。

この曲はモーツァルトの音楽を聴いてみたい人にとって、一番とっつきやすい曲だと思います。

テレビや雑誌で「モーツァルトの音楽にはヒーリング効果がある!」と言われ始めてしばらく時間が経ちましたが、世間ではなぜか「モーツァルトの音楽がすごい!」みたいになっていますよね。
なぜかは分かりませんが、「モーツァルトの曲を聴くと、英語が話せるようになる!」とまで書いた記事を見たこともあります。
「それはどうだろう??笑」と思いますが。

私自身、演奏者として思うのは、モーツァルトの音楽は特別だということです。

リストやラフマニノフのような派手な、大きな流れのある音楽ではないですが、モーツァルトの音楽には他にはない「純朴さ」があるように感じます。

シンプルでありながら深い音楽性、音の質、素直さ」を歌うように表現する彼の音楽は、まさに「天才」の一言ですね。

そんなモーツァルトの音楽を、これから聴いてみたい!という人は、まず聴いたことのあるきらきら星の変奏曲から楽しんでみてはいかがでしょうか?


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ポロネーズ第6番/ショパン

最後にご紹介するこの曲は、「英雄ポロネーズ」の名前で知られている楽曲です。

ポロネーズ」とは、ショパンの故郷ポーランドの民族舞踊の名前です。
タンタタタッタッタッタ」という、ポロネーズのリズムが楽曲の中に出てきて、ショパンの郷土愛が感じられる名曲です。

この曲の良さは、なんといってもその「勇敢さ、憂い」が表情として表れているところです。

最初は勇ましく、男らしい感じで始まるのですが、中間から少し歌声のような優しいメロディーが表れるのは最高のコントラストです。

この曲、実は私も今弾いているところなのです。

音の響きをコントロールするのが難しく、勇敢さと憂いの表情の差を創り出すのが至難の業です。

一曲弾き終わるころには汗だくになっていて、息切れするほどに体力を使います。
演奏者がへとへとになるほどのエネルギーを、ショパンはこの曲に込めたんだと思うと、やはりショパンは自分の故郷が大好きだったんだなと考えさせられるのです。


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上のリンクから聴いていただける彼の演奏は見事の一言に尽きます!

演奏者のチョ・ソンジンは韓国人のピアニストで、2015年ショパンピアノコンクールで優勝したのですが、その優勝したコンクールでの録音です。

私は彼のこの演奏を聴いて、ポロネーズが弾きたいと思ったくらいです。
最高のポロネーズが聴けるので、ぜひご視聴くださいね!

以上、クラシック音楽のオススメ3選でした。

聴いてみたい人はいっぱいいるけど、いざ聴くとなったら何から聴いていいかわからない…、という人は、まず今日ご紹介した曲から聴いてみると、スムーズにクラシックの世界に入れると思います。

今後も皆さんに聴いていただきたい曲の紹介は継続して参りますので、よければまたご覧くださいね!

ではでは、See you Next!

ピアノ練習は筋トレならぬ指トレである

「ピアニストの手はきれいで、指はとってもしなやかで細い…」なんてイメージはありませんか??

ドラマや漫画ではピアニストは優雅なイメージを持たれがちですが、実際は全く優雅ではありません。
練習中は汗だくになりますし、練習を重ねると指はがっちりと力強い見た目になってきます。

むしろ、ピアノ演奏は筋トレに似ています。

今回はピアノの演奏者が普段どんなトレーニングをしているのかについて、できるだけリアルな実態を書いていきます。

 

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音楽家には旅をさせろ??

クラシック音楽の作曲家って、なんとなく凄い!っていうイメージがありますよね。

何がすごいのかはっきりと分からないけど、音楽室とかに肖像画が掛けてあるし、きっと偉大だったんだろうなーと、私も幼いころは思っていました。
演奏家となって、改めてバッハやモーツァルトの偉大さを思い知らされているのですが、彼らの残した言葉にも尊敬できるポイントがあります。

今回は、そんなクラシック音楽の作曲家が残した名言をご紹介します!

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相対音感は演奏を支える力

以前、絶対音感についての記事を書いたところ、予想外に多くの方に記事を読んでいただきました。
良ければこちらもご覧ください↓↓

otonohibi.hatenablog.com


さて、実は音感について、もう一つお話したいことがあります。
絶対音感と同じ、音感の仲間ではあるけれども、性質が全く違う音感、「相対音感」についてです。
今回は、相対音感がどういう音感なのか、どのように役立つのかについて書きます。

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【実録】絶対音感の聴こえ方


音楽家が持つ能力と言えば、「絶対音感」ですよね。
人が耳にする全ての音の音名が分かる能力と言われていますが、実際にはどのように聴こえているのでしょうか?
また、演奏する上で必要な能力なのでしょうか?
今回は絶対音感の実態についてお話しします!

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人のための音楽へ

こんにちは、あおきです!
このブログを始めてから、自己紹介のつもりで音楽とのなれそめを書いてきました。

前回の記事はこちらから↓↓

 

otonohibi.hatenablog.com

 



今回は、音楽とのなれそめラスト。
大学での経験と、今につながる人との出会いについて書きます。

自分にとって高校までの音楽は「学習するもの」で、どこか受け身にとらえていた部分があったのですが、大学では音楽を「自ら表現し伝えるもの」として考えるようになり、積極的に演奏の機会を持つようになります。
表舞台に立つことで、たくさんの人と出会い、奇跡が繋がって今の私があります。

それでは自己紹介編のラスト、お楽しみいただけると幸いです。

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成功には失敗が必要な理由

こんにちは、あおきです!
前回、前々回と私と音楽のなれそめについて記事を更新しています。

前回の記事はこちらから↓↓

 

otonohibi.hatenablog.com

 



今回は、高校時代の音楽生活について書いていきます。

大きな失敗をして、そこから這い上がった経験から、成功には失敗が必要だと学んだことについてお話しします!

 

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